今日はグッピーと一緒に家にやってきた、これまたカラビナ付きのツールナイフを紹介します
まぁ、実際のところは、このツールを調べていたら良いお店を発見して、色々見てみたらグッピーとかも(平均的なお値段より)お手頃価格で売っていたので、ゲットー!!
って感じです。
もう一点買ったので、それは次で紹介します。
さてさて、もったいぶらずに早く買ったやつ見せてーって言われそうなので、前置きはこれくらいで…
Kershaw(カーショウ) CARABINER TOOL Model 1004NBXです
今回も計ってみました
寸法(素人採寸小数点以下適当に丸めました、メーカー公証値とは違うかも)
本体 長さ106x幅61x厚み9.3(最大14.5/ロック部分)mm
重さ91g
材質 刃 4cr14 硬度 HR57-58
本体 テフロンコーティングアルミ
ライナーロック 410ステンレス
機能
ナイフ 刃長80mm(内30mmが波刃)
ドライバー ±各1種付属
カラビナ ロック機構付き
栓抜き 何かと兼用じゃありません
ナイフがメインのシンプルな構成です。
色は塗装だと思います、黒・赤・青・銀があります。
大きさはグッピーより一回り大きいですが、普通のカラビナに近い細身のデザインで本体はアルミなので、グッピーよりも軽いです。
本体はアルミとは書いたのですが、実際には以下の構造になってます。
|アルミボディー|ステンライナー(1mm)|ステンライナー(3mm)|アルミボディー|
こういう構造なので頑丈です
(カラビナの可動する棒はアルミの棒)
カラビナロックはローレット部分がネジになっていて、まわして下げると解除、上げるとロックになります。
ドライバーは簡易的な物で、ネットで使っている人の紹介を見ていたら、曲がったような事が書いてあったので、あまり固くしまっているネジはやめておいたほうが良さそうです
使われているネジは、ボタンCap(お皿型の頭に六角穴)です。ナイフはトルクスねじが多いので、めずらしい?
まぁ、バラすことは無いと思うですけど…
ブレードを開いたところです。
なんだかカッコイイ
ライナーロック機構がついているので、開くと刃が自動的にロックされます。(ライナーロックは後ほど紹介します)
グリップ部分が波状に指が引っ掛るようになっていて、人差し指を引っ掛ける所は、ライナーロックが少し出っ張ってギザギザに加工されていて、滑り止めになってます。
写真では確認しずらいけれど、中指、薬指は同じへこみ、小指が当たる辺りも微妙にへこんでます。
カラビナ稼動部もロックできるし、結構握り心地には気を使って設計したんだろうなぁ。と感じました。
刃に開いている穴はサムホールと言って、指でつまんだり、親指を引っ掛けて片手でオープンしたりする為のものです。
ライナーロックを外すのに持ち替えは必要ですが、もちろんクローズも片手でできます。
刃はちょっと緩めなので、思いっきり振るとブレードが出ちゃいます(クローズしてる時はロックなし)
ただ、カラビナを使って何かに吊り下げて、移動等で揺られる位の衝撃では開きませんので、実用上は問題ないと思います。
最初は気になって、支点のネジを少し締めてみたんだけど、振っても開かなくなる代わりに、刃の動きが固くなり、片手でオープンしずらくなります。(固くて指痛い)
それよりも問題なのが、ネジを締めると、なぜかライナーロックが効かなくなります。
あと1/8回転ずつの調整だとかなり感じが変わってしまうので、もっと細かく回転させて様子をみたほうが良いですが、初期状態でいじらないのが良いと思います
刃はハーフセレーション(半波刃)なんですが、ナイフに詳しくないので良くわからないけど、普通と逆のパン切り包丁みたいなパターンです。
どういうことかというと、
刃部分が谷で、両端は山 __∩∩∩_ ←普通はこんな感じだと思うですけど、
刃部分が山で、両端は谷 __∪∪∪_ ←このナイフは、こんな感じです。
ブリスターの台紙には、実物大の写真がのっていて、その写真の波刃は __∩∩∩_ ←このパターンの刃になってます。
台紙との違いは他にも、ネジの使い方が表裏逆等あります。
きっと、マイナーチェンジしたのね
刃にはKershawと刻印されていて、反対には1004KAIとあります。
これは、現在カーショウが貝印の傘下にあるので、刃は貝印で作っているんだと思います
ちなみに刃は、結構良く切れます。
貝印っていうと、昔のカミソリの会社というイメージしかないけど、海外進出してて今も現役の会社なのね
全部オープンしてみました。
こうしてみると、色々な機能がありそうに見えるですねー
ドライバーはこの位置なので、使いずらいと思います。(-ドライバーも+の位置まで開きます)
左の切り欠きになっている部分は、栓抜き(ツールナイフの標準機能・・・ですかねぇ)になってます。
ステンレス部分が栓に当たるようになっているので丈夫そうです。
カラビナはこれくらい開くので、そこそこの太さのものにも引っ掛けられそうですね
ガタツキは全然ありませんし、ロックできるのでナイフを使う時も使いやすい
最後に、ライナーロック機構の部分です。
左がロック状態、右が解除状態の写真です。
中央のストライプに見える部分がライナーロックで、上側の四角い部分が刃の根元です。
ライナーロックは普段は刃と水平になっていて、刃が完全にオープンすると、斜めになって中央まで出てきます。
ライナーロックのストライプに見える部分が板バネになっていて、ロック状態が通常の形なんです。
ライナーロックが中央にくると、ライナーロック先端と(完全に開いた)刃の根元部分が噛み合ってロックされます。
ロックの解除は、中央に来ているライナーロックを側面に押し付けて、噛み合わせを解除した後に刃をクローズします。
今時のナイフはこのライナーロックが多いみたいです。
さて、今回紹介したカラビナツール
ナチュラムさんでは、入荷待ちになってるみたいです。
Kershaw(カーショウ) カラビナツール コンボエッジ SL シルバー
これはシルバーです。
他にも一回り小さい「ミニ・ビナー」
ナイフとカラビナ機能のみ、刃は直刃(多分ライナーロックなし)、カラビナはロック機構なし。
プラスチック製の「ジーバ」
ナイフ・カラビナ機能のみ、本体が特殊プラスチック、刃の形も葉っぱみたいな形、廃盤品
があります。
ちなみに「グッピー」のCRKTも同じようなナイフを出してます。
コロンビアリバー ルマビナー
サイズ:刃長/4.1cm、ハンドル長さ/8.6cm、全長:12.7cm
重量:51g
材質(ハンドル部分):アルミニウム
LEDライト付き
小さいけどLEDライトがついてるので、使い勝手は良さそう。
カラビナのロック機能もついているみたいですよ。
黒、白、銀、赤、青、緑があります。