2014年09月20日
見た目より、中身です!
ど~もです、本当に気まぐれ更新なのです
今年の夏から、海釣りをはじめました。
むかしブラックバス釣りをしてましたが、やらなくなってずいぶん経ちました…使える道具を引っ張り出すと、埃まみれでしたが綺麗に掃除しました。まだまだ使えそうですねぇ。
が、しかし、新たに色々と購入しないといけない道具が出てきて、ネットで探していると、次から次へと欲しいものが増えてキリがないですよね
さがしてて思ったんだけど、釣りの道具って、これいいよ、おすすめっていう道具は、売り切ればっかりで悲しいです
…と前置きが長くなりましたが、購入したい道具の一つに「フィッシュグリップ」という道具があります。
これはどんな道具かと言うと、魚のアゴをがっちりとつかみ、安全に取り込み、ルアーの取り外しをする為の道具です。
ブラックバスの時は、手で下アゴをつかんで取り込んでましたが、ヤスリみたいな歯で指がザラザラになったりしたもんです。
海の魚は、エラやヒレがとがっていたり、歯が鋭かったり、毒を持っている魚がいたりと素手で触ると危険、他にも針を外す時、不意に魚が暴れて針が手に刺さる可能性もあります。
また最近は、フィッシュ&イートでなく、リリースする方も多いようで、魚を直接触ると手の熱で魚がヤケドするそうです。
他にも理由はあるんでしょうが、魚もダメージを受けるので、こういった道具が必要になるそうです。
ちなみに、魚の体をはさむタイプのフィッシュグリップもありますが、今回はアゴをつかむタイプです。
そんなフィッシュグリップですが、趣味の道具だけあり、種類も値段もピンキリでこだわるとキリがありません。
その中で、「おっ、これいいじゃん!」と思い購入したのが、「ザ・フィッシュグリップ Jr」です。
先ずは写真をどうぞ(画像クリックで元サイズの写真が見れます)
(白いのにバックが白くて見づらいですが、後の写真もずっとこうですので、ご了承ください。)
バイスプライヤーをプラスチックにした感じ(というかジョウ(アゴ)が違うだけ?)のフィッシュグリップです。
※正確にはジョウ以外にも、ジョウの開度調整機能がありません。
樹脂製(材質はわかりません)であり、重量が軽く、水に浮く、視認しやすいカラーバリエーション、ロックできる。というのが特徴です。
今回は上記をふまえ、実際に手にとって感じた事を紹介したいと思います。
(ネットでは左側面の写真ばかりなので右側面に統一しました…まぁ文字が入っている以外違いはなさそうだけど)
まずは公式スペック紹介です。
全長 17.5cm(175mm)
重量 59.5g(家のデジタルスケール
その他 アメリカ製、プラスチック、一部ステンレス
実際に測った所(素人採寸ですので、正確性は求めないでください)
本体厚み 16.5mm
ジョウ 端面厚み 9.6mm
最大開内幅 68mm
ランヤード長さ 18mm(グリップに設置された状態で玉除く)
全備重量 60.5g(家にあったデジタルスケール(精度は怪しい)で、ランヤード、玉込みで計測)
写真を見ながら、各部詳細を見ていきましょう。
ロック手前、ジョウが一番閉じた状態。
開いた状態ではまったくのフリーで、この状態で軽くカチッと固定されます。あくまで軽くなので、ちょっと引っかかると開きますので注意してください。
ジョウを最大に開いた状態。
この状態でジョウの開き内幅は約68mmありますが、実際に使う時こんなに開くことは無いでしょう。
これだけ開くので、大抵の魚はつかめるんじゃないでしょうか?
閉じた状態のジョウ
ジョウ内スペース最大幅の位置はジョウ外側端面より8mm内側で、幅約16mm、長さは約26mm。
可動部軸
ロック機構の仕組み上可動部軸には負荷が掛かるので、可動部の軸はスプリングピン(素材ステンレス)となっており、強度や耐久性はありそうです。
ジョウ内側
写真の撮り方が下手でわかりづらいですが、可動側に凸部、本体側に溝があります。
ジョウが閉じた(ようするに魚をつかんだ)時に、この部分が噛み合いガタを無くす仕組みで、ジョウ開度(内幅)が約5mm位から効き始めるようです。
(実際噛み合いはもう少し早い段階で起こりますが、凸部上端がRなので噛み合い初期は多少ガタがあります。)
各部の詳細はこんな所です。
(上と下からの写真も撮ったんですが、あまり意味が無かったので未掲載です、幅は数値からイメージしてね)
触ってみて感じた事(使ってみてではない事に注意です)。
完全に握りこむと、ロックが掛かります。
しっかりとロックされるので、どこかに引っかかった位では外れないと思います(小さい子供は開けないかも)。
ジョウが完全に閉まった状態から更に締め付けられロックされるので、ロックするとつかんだ部分はつぶれると思います…なにせ薄い紙をつかんでロックして、その紙を引っ張ると千切れてしまうくらいですから。
魚のアゴの平均的な厚みがどれくらいかはわかりませんが、少し削ると魚にダメージを与えず、ロックしつつ保持できるかもしれませんね。
誤解があるといけないので念の為に書いておくと、ロックしなくてもグリップを握れば、かなりしっかりと対象を保持できます。
大抵の金属製のフィッシュグリップのジョウは厚みが薄いく、魚のアゴを貫通したり、傷つける事があるようですが、このグリップはジョウの厚みが9.6mmもあるので、お魚にやさしい気がします。
反面、厚みがある分、魚によっては口に入らないでしょう。
開閉もスムーズ(樹脂自体に自己潤滑性がある?)で、上記しましたが、閉じた時に本体溝にジョウ(可動側)の出っ張りが入り込む構造なのでガタツキもありません。
グリップエンドのランヤードは(髪止めに使われるような)ゴム紐で、ある程度伸縮します。
末端には玉が付いていて、玉とランヤードを共に溶かして止めてあるので外れることはありません(逆に言えば外せません)。
この玉は、玉をベルトに通すと、玉が引っかかりベルトから外れない役目を持ちます。
わたしは手首が細い方ですが、ランヤードに手を通しても結構余裕があるので、大人の方でもランヤードに手を通しても作業にしづらい事はないと思います。
カラーバリエーションも豊富で、侵食オールアメリカンはトリコロールカラー(各パーツの配色パターンは3種類)でど派手です(が、よりオモチャっぽいです)。
視認性を高める為に、派手な色を採用しているとの事です。
樹脂製なので、塗装や表面処理ではないので、色落ち、剥げはないです。
わたしはグロー(夜光)を買いました。
LEDライトで光らせてみました。
結構光を当てましたが、さらにUVライトで照らしてみると、表面でなく深部まで光りました。
ネットで探している時に、グローはジョウ部分だけ光りますという情報があったが、実際には本体全体と玉全部が光ります。
ただ、ルアー等に比べれば大きいので、小さいUVライトでは全体を光らせるのは大変だと思います。
視認性を売りにしている所から、どの色でも玉をグローにしたら、夜間の認識性も上がり、本体全部より小さいので蓄光もしやすくて良いのでは?と思ったのですが、どうでしょうか?
樹脂製ですが、厚みもあり丈夫そうで、表面は梨地なので傷ついても目立ちにくそうです。
シンプルな作り、素材が樹脂なので、チープな印象をうけますが、手にとって見ると、良く考えられた(道具としてもですが、生産性も良さそうな感じなので、もう少しお手頃価格だと良いなぁと思ったら、アメリカのメーカー公式サイトでは$10.99でした)道具ではないかと感じました。
アメリカのメーカー公式サイトを見ると、思考錯誤しつつ改良を加えられてきた道具のようなので(英語良くわからないので、写真とかの雰囲気より)、シンプルだが、良く考えられた洗練した道具である事に納得しました。
ちなみに、ザ・フィッシュグリップ専用のホルダーもあるようですねぇ…あんまり必要ないか。
今回はナチュラムさんでなく、小牧釣具店さんで購入しました。。
送付方法についての相談にも載って頂き、丁寧かつ迅速に対応して頂きました。感謝しています。。
小牧釣具店さん
http://komakitsurigu.jp/
サイト内検索もできますし、フィッシュグリップの項目にザ・フィッシュグリップがあります。
ナチュラムさんでも取り扱っています。
カハラジャパン(KAHARA JAPAN) ザ・フィッシュグリップJr
14/09現在、お取り寄せになります。
カラーは全色選べます。
一回り大きいタイプ(実はこっちが本家でJrはサイズダウン版なの)もあります。
カハラジャパン(KAHARA JAPAN) ザ・フィッシュグリップ
全長:25cm
重量:115g
こちらも14/09現在、お取り寄せになります。
14/09/22 クリックしても元サイズの写真が表示されないのを修正、レイアウト、文章小修正。